2013/11  5月18日 戻り沢新ルート再挑戦

中2日での出撃、前回は新ルートでの戻り沢探索に失敗したが
そのリベンジであります。
尾根を越えた積りが、なんと元の沢へ戻ってしまったのである。

要因1
取り付きの沢を間違えた

要因2
尾根で方位の確認を怠った

まるで素人ですやん、このまま済ませておかりょうか!。。


枯れ沢登り
..
岩魚釣りの楽しさには未知の沢・山越えや新ルートの開拓・発見
などもあります、お魚さんが釣れれば良い!だけでは無いぞ。

前回の沢の間違いに気付かなかったのは、オボロゲながら尾根
まで踏み後があったのも要因.です。同じ思いの先人が居たに違
いない、その人は行着いたのだろうか。

隣の沢に取り付くとこちらにもオボロゲながら踏み跡がある、や
はりこのルートを探索するのだね。
標高1050m程から沢筋を這い上がって笹原の尾根に出た。
.
 
.
前回は曇っていたし、コンパスも無くしてしまって。
今日は朝から好天で、太陽が進む方向の手助けになってくれる。

途中にポツンと三つ葉ツツジが咲いていて、これは帰路の目印に
なるに違いないと写しておく。

待望の下り斜面だ、下って行くと急なガレ場だが微かに沢音が聞
えてくるのは神のささやき。気持ちを抑えて慎重に降ります。

遂に出ました戻り沢、見覚えのある景色は何年振りだろう。


流れておる .

毛ばりを振るが反応がないまま1時間半が経過、上流を見ると何
と釣り人がおらっしゃる。
今まで足跡は在るが濡れ跡が無いので上から釣り下がって来て
ごっつんこなのだ、お互い此処までですね。
ここは釣り下るのは良くある事に違いない。

やむなく引き返したが支流にも流れがあった、時間が余っている
から遊びましょう。


気楽に振り込んだが勢い良く食いつかれた、反射的に強い合わせ
でプツン。-----合わせ切れ。
なんてこった、漢字サイズあったのに。

上のポイントは何事も無いが、岩の下のエグレにゆっくり流れが入
り込んでいる。岩魚ポイントだ。

毛ばりを送り込む---、ククときて合わせたまま引きずり出した。
1mくらい引出したがそこでビシっと外れてしまった。

黒い頭と背にこげ茶の胴体、鮮やかなオレンジ斑紋の素晴らしい
尺岩魚だった。★×△*/ッアァ、聞く者の無いため息。
.
.
.
「尺なんぞと言い切ってしまって委員会!」
*/是非突っ込んでいただきたい。


3匹釣れたが直ぐに堰堤で行き止まり。
あの岩魚は何日かしたら毛ばりを食うだろうか、同じエグレに戻る
だろうか「戻り沢」支流。

増水があって岩魚の気分が変わった頃、いかがでしょう。
.
 

さて入渓場所に戻るが、こんな所から降りてきたのかと驚いてしま
う急斜面とガレ場である。えっちらオッチラ登って行く、30分も掛か
って笹の斜面に取りついた。

更に登って尾根を越えるが時刻と太陽の位置を見ながら、っとあの
三つ葉ツツジが見えた。カメラの画と確認する、一安心である。
.
 
降りて振り返る                             愛車が見えた
.
その先から沢へ降りればあとは沢なりだ。

この川も知られた釣り場になってしまったらしい、穴場的なだけに
かえって狙われる。そんな事が他でも起こっているような。

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