渓の不思議 其の十一   毛ばり考

てんからとフライについて書こうと考えたのですが、フライの
経験があまりに少ないので まとまらずじまい。

ですが両者の離し難い共通点に毛ばりがあります、これに
限れば話になりそうだかも。
写真1.は「フライもやった事あるんだぞ」の証拠に、古い紙
焼きをスキャンしたものなのね。
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参考
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4〜5年前だったかフォークの伊勢さんがNHKでフライをやった。

渓流にてポイント確認=うまい事にヤマメポイント発見=ハッチし
てる羽虫を捕まえ観察=宿で虫に似せた毛ばりをタイイング=翌
日にポイントへ=見事にキャッチ=ニンマリする。

フライのシステムにしたがってストーリーを完結させた、マッチ・ザ
・ハッチであります。
勿論テレビマンの編集も一役なんでしょうが。
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一例に過ぎないかも知れないが理想的なストーリーと言えるで
しょう。

先日に釣りビジョンが無料放送をしていたのでフライタイイングを
見る機会に恵まれた、驚きました本物の虫のように丁寧に繊細
に巻き上げるのです。説明しながらですが10分くらいはかかっ
たでしょう。

TVで見せるくらいですからカリスマ?のテクと言ってもよ良いの
か芸術的とさえ思いました。
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しかしてんから爺さんはマッチザハッチなど考えないのだ。
普通は白から使って嫌われた場合に色を変える程度である、逆
に黒から白へという場合もあるが。

そこで真逆の一例を
10年前の那須南が丘牧場のニジマス釣り、あてがわれた練り
餌が入れ食い状態で釣れ過ぎるのだ。池の周りに生えている
ツツジらしきの乾いたヒゲ根を針に絡ませて振り込んでみた、
なんとそれで釣れてしまったのだ。

お魚さんんは虫を選んで食う訳ではないのだ、虫らしいものが落
ちてくれば何でも食らい付くのだ、なのだ。



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それだからという訳ではないけれど
みどもの毛ばりはご覧のように簡単で粗末な物だ、3分位で巻け
る虫なんぞに似ても似つかないしろものである。虫にも無視される
*/
それでも釣れてしまいます、時にはヤマメでさえ。

テンカラでフライの毛ばりを使う場合がありますが、テンカラを取り
入れたフライFはあまり無いような気がします。
フライの方がこだわりがあるように思います。?

 

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確かにフライのストーリーを念頭にしてマッチ・ザ・ハッチのシステ
ムを完成させた時の喜びは格別に違いない。

しかしながら、そのお魚さんの経験知とその時の気分によって、
釣れたり釣れなかったりするとしか言えない気もします。

*ここの岩魚の写真にはExif 情報(撮影日時など)が含まれています

               2012..10.22
その十二 新旧交代

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